2013年01月25日

断乳のデメリット

昨日書き忘れたのですが、卒乳のメリットとして、お母さんが薬を飲めるようになるとか、お酒が飲めるようになるとかいうこともありますね。


散々、メリットばかり書いておいてこんなことを書くのはどうかと思いますが、母乳を飲ませることにも良いことはたくさんあります。

必ず断乳しないといけないわけではありません。お母さんが「止めよう」と思わない限り、子どもが欲しがらなくなるまで飲ませて良いんですよ。

ただ、母乳で栄養を取ろうとするのは無理なので、母乳はあくまでも補助的な意味で飲ませて下さい。離乳食のときのような使い方はできません。あまり食事を食べないけど、母乳で補っているから大丈夫・・というわけにはいきません。

母乳自体に栄養が無くなるわけではありませんが、成長する子どもに必要な栄養が変化する(増える)ので、母乳では補えなくなるのです。

精神的な安定のためになら、飲ませても良いと思います。授乳時間は母子がゆっくり1対1で関われる大事な時間ですから、スキンシップのためにも良いですね。


メリット、デメリット、更にはそれぞれの生活環境などに合わせて、いつ止めるか考えると良いと思います。



とりあえず、今日で「食事」については終わりです。何か思いついたら書くかもしれませんが・・。もしお悩みのこととかありましたらコメントして下さいね。

posted by スマイリー at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月24日

卒乳するメリット・・続き

先日、1歳すぎの子どもが来てくれたのですが、2か月ぶりくらいに見たその子どもは、かなりの成長が見られて、驚かされました。

前回1歳になったばかりの頃に見たときは、泣き方も甘え方も「赤ちゃん」の感じが残っていて、気分がうまく変えられないことがあったり、お昼寝も泣いてからしか眠れなかったりしました。

ところが今回は、お母さんと別れるときは泣きましたが、とても短い時間で泣き止み、自分で気分を変えることができてしましたし、お昼寝もほとんど泣かずにスムーズに眠っていました。

見ない間に、すっかりお兄ちゃんっぽくなったな〜と感心し、お迎えに来られたお母さんに様子を伝えると「眠るときの母乳を止めたんです」という返事が。


もちろん、卒乳したことだけが原因ではないでしょうが、すごい変化で驚きました。卒乳しても、全員ここまでの成長があるとは言えませんが、何かしらの成長は見られると思いますよ。


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posted by スマイリー at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月23日

卒乳するメリット

まず、ごはんをよく食べるようになります。母乳を飲んでも栄養が足りないのですが、おなかは膨れるので、食事があまり進まないようです。個人差がありますから、母乳を飲んでいてもモリモリ食べる子どももいますが、食が細い子どもの方が多いようです。

離乳食の頃のように、母乳で栄養を補えるわけではないので、食が細いお子さんの場合、母乳を止めてみたら食べる量が増えるかもしれませんよ。


それから、よく眠るようになります。これは理由がよくわからないのですが、母乳を飲みながら眠っている子どもは、途中で何度か泣いて起きてしまい、その度に飲ませて再眠させて・・ということがありますよね。

ところが、母乳を止めると途中で起きることなく、朝までぐっすり眠るようになった、という話をよく聞きます。夜は母子共にゆっくり眠れた方が、身体的にも楽ですからね。


それから、精神的に成長できるというメリットがあります。具体的にどう変化するか?は子どもによって違いますが、階段を一つ上った感じになります。

今までお母さんにべったり依存していたのが、少し距離が出来るというか、自立の一歩を踏み出した感じです。ほんの小さな小さな一歩ですけどね。

とはいえ、まだまだ小さい子どもですから、母乳を止めたからといって急に泣かなくなったり、お母さんに甘えてこなくなったりはしませんので、ご安心(?)下さい。いつもそばにいる人にしかわからないとっても小さな変化なんです。

成長したな〜と喜べると思いますよ。


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posted by スマイリー at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月22日

母乳の卒乳

お母さんがいなければ、何とか我慢できても、やはり甘える気持ちもあってなかなか止められません。昔は一年くらいで卒乳というのが多かったですが、最近では何歳までというのは特に決められていませんし、母乳の良さが再認識されて、いつまでも飲ませて良いという説もありますね。

幼稚園や小学校に行ったら、周りの友だちが飲んでいないから飲まなくなります。それまでは飲ませても良いのでは?というわけです。つまり、文字通り「卒乳」するわけです。


母乳を止めるには、母親自身にも強い覚悟がいります。母乳を飲ませることは、母親にとって大きな喜びで、赤ちゃんとの絆を感じられる時間だと思います。

それを止めるわけですから、精神的にも負担が大きいことだと思います。


止める方法はいろいろあります。カラシやワサビを塗るとか、怖い顔の絵を描いたとか、色々な方法を聞いたことがありますが、カラシやワサビは、何度か舐めているうちに無くなってしまうので、子どもの方が慣れてしまうこともありますし、怖い絵は一瞬は効果的でも、慣れることもありますし、逆に効果がありすぎて夜泣きにつながることもあります。

何よりもダラダラと未練が続くようで、子どもにもかわいそうな気がしますね。


一番の方法は、言い聞かせることだと思います。お母さんの覚悟が出来たとき「これで最後ね」と言い聞かせながら、最後の母乳をあげて下さい。それ以降は、いくら泣いてもあげないこと。しばらくは、おっぱいも見せない方が良いと思います。強い気持ちで、接してください。

もし、泣かれて辛いから・・とあげてしまうと、子どもは「泣けばもらえる」と思ってしまい、次はその倍くらいの時間泣かれることになりますよ。

いくら泣かれてもあげない!という、強い意志をもって「卒乳」させないと、いつまでも止められず、いつまでも泣かせることになってお互い辛い日々になってしまいます。

十分、覚悟を決めてから、卒乳にかかって下さいね。


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posted by スマイリー at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月21日

「卒乳」と「断乳」について

「卒乳」というのは、子どもが自ら母乳を飲まなくなることで、「断乳」というのは、親が止める時期を決めて、飲ませなくなることです。

最近ではどちらの場合も「卒乳」という言葉が使われているようですが。「断」という字に冷たい響きがあるからでしょうね。


保育園では、母乳を飲ませることはありませんから(母乳を絞って持ってきている場合はありますが哺乳瓶を使いますから)、簡単に粉ミルクの最終日というのが決められましたし、子どもに最後のミルクをあげるときに「これで終わりだよ〜」とか「ファイナルミ〜ミ」なんて言って、ちょっとお祝いのような明るいテンションであげたりしていました。

卒乳は、1歳になって、離乳食が終了した日にしていました。次の日からは、コップで飲ませます。つまり、哺乳瓶が終了ということです。

次の日からも、他の子どもが飲んでいるのも見るわけですが、特に強く欲しがることもなく、あっさり卒乳してくれます。

哺乳瓶で飲んでいる子どもの場合、哺乳瓶を目の前で捨てたりすることで、意外とあっさり欲しがらなくなります。


でも、母乳の場合はそうはいかないですよね?

母乳を止める方法については、また明日にでも。

posted by スマイリー at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月18日

朝食

朝、なかなか起きないせいで、朝食を食べる時間が無いという子どもがいます。

朝食を食べていないとやはり力が出ませんから、保育園や幼稚園に行ってもぼんやりしてしまう子どもが多いです。

本当なら起きてから出かけるまでに2時間くらいあれば良いのですが、なかなかそういうわけにもいかないと思います。朝の支度の間、子どもが寝ててくれたら助かりますもんね。

白ごはんにお味噌汁、焼き魚・・というようなきちんとした朝食を用意しようとするとかなり大変ですから、まずは「おやつ」に近い感覚で用意してみてはどうでしょう?

ヨーグルトやチーズ、バナナやりんごなどだったら、ずっとそばについて食べさせなくても自分で持って食べられますし、こぼして大騒ぎすることも少ないと思います。大人だったら物足りない感じではありますが、こういう物から少しずつ、朝起きて何かを食べるという習慣をつけていくと良いですよ。

シリアルなんかも利用すると良いですね。栄養素も色々入っていますし、サクサクとおやつ感覚で食べられるので、子どもも進んで食べてくれると思います。


無理せず、できる範囲から始めてみて下さい。習慣になると、逆に何も食べずに出かけることが出来ないようになりますよ。
posted by スマイリー at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月17日

便秘に効く食品

便秘になると大人でも辛いですよね?子どもの場合、辛いことを言葉に出来ないので、妙に機嫌が悪くなったり、食欲が無くなったり、心配になるくらいおとなしくなったり、様々な方法で表します。全く何の変化もないこともありますが。

便が硬くなってお尻が切れると、痛いから出さずに我慢しようとし、そのせいでまた便秘になって便が硬くなる・・と悪循環になってしまいます。

できれば食事でうまく排便できるようにしていきたいですね。

みなさんもよくご存じの繊維質の物。これがやはり効果的です。いも、野菜類、海藻類なんかが良いですね。果物も良いです。

また、脂質の多いバターなども便を軟らかくするのに効果があります。ヨーグルトも良いですよ。

それ以外では、水分も多めに取りましょう。水分が足りないと便が硬くなりやすいです。


普段から便秘にならないようにするのが一番ですが、食事を気を付けても出ない場合は、小児科に行って薬をもらって下さいね。


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posted by スマイリー at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月16日

お箸はいつから?

お箸を持たせるのは、スプーンのときと同じで、大人が使っているのを持ちたがったときが始め時だと思います。それでも持たせるのは早くても3歳近くになってからです。

お箸も、子ども用の短い物を使い、持ち方をしっかり教えてあげて下さいね。

向かい合わせで教えるのは意外と難しいので、子どもの背後から持たせるとやりやすいですよ。自分でもお箸を持って、正しい持ち方を確認しながら教えて下さい。

始めのうちは、一回の食事で1〜2口くらい運んだら、子どもも大人も疲れてしまうと思うので、無理せず慣れるまではスプーンやフォークを併用しながら進めて下さい。

お箸でうまく食品をつかめるようになるのは、まだまだ先。しばらくは、スプーンと同じような使い方をすると思いますが、いずれは上手に使えるようになるので、じっくり見守って下さいね。

3歳半〜4歳くらいにうまく使えるようになる子どももいますが、お箸は本当に個人差が大きいので、4歳になって使えなくても気にしなくて大丈夫です。ただ、幼稚園等に行く場合、もしかしたら園から「お箸は使えますか?」など聞かれることもあるかもしれませんので、練習はした方が良いと思います。


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2013年01月15日

スプーンはいつから?

スプーンは子どもが持ちたがったら与えたら良いと思います。喉を突いたりしないような子ども用のスプーンにして下さいね。

ただ、スプーンを持ったからといって、すぐに使えるようにはなりません。始めは右手にスプーンを持ち、それを使うことなく、左手で手づかみ・・という食べ方になります。

スプーンに食品を掬って渡しても、うまく口に運べないため、床にボロッと落ちてしまうことがほとんどです。

しばらくは、スプーンは持っているだけ・・になると思います。

1歳過ぎ、1歳半くらいから、ようやくスプーンを使うようになってきます。掬っておくと、自分で口に運んで食べてくれます。まだまだこぼすことも多いですけど、手づかみよりスプーンを使う方が多くなります。

そうなると、汁物までスプーンで掬って食べようとするのが難点なんですけどね・・。驚くほど時間がかかってしまいます。そういうときは、スプーンを置いて器を持って飲むように言ってあげて下さいね。

スプーンをしっかり使えるようになるのは、2歳半くらいでしょうか。この頃になると、何でも手を使わずにスプーンやフォークで食べるようになります。


ここにあげた年齢は、あくまでも目安です。当然、個人差がありますので、気にせずゆっくりと見守って下さい。いつまでも手づかみで食べるような人はいませんから、いずれはスプーンを使うようになりますよ。


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posted by スマイリー at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事

2013年01月11日

今まで食べていたのに・・

急に食べなくなることってありませんか?


昔、バナナが大好きな子どもを担任したことがあります。あまりにもバナナを欲しがるので、バナナが嫌いな子どもが残した物(もちろん、口に入れる前にちぎった物です)をその子どもにあげていました。大喜びでバナナを頬張る様子を見て、私も嬉しくなったのですが、ある日突然嫌いになったんです!ふらふら

自分のバナナさえ首を振って拒否するようになりました。一口も食べない!・・・すごくショックでした。「あげ過ぎたか・・」と反省しきりでした。家でも大好きで一日に何本も食べていたとか。保育園でもたくさんもらい、いい加減うんざりしたのでしょうね。申し訳ないことをしました。


この子どものように、たくさん食べすぎて嫌いになる場合もありますし、別にたくさんあげたわけでもないのに急に食べなくなるということもあります。


子どもって、情緒が不安定なものですよね?大人が気づかないような些細なことにでも引っかかってしまい、食べなくなることがあるんです。子どもなりに理由はあるのでしょう(子ども自身も気づかない理由の場合もあるでしょう)が、まだきちんと言葉に出来ないので、大人としては「なんで急に??」と不思議で仕方ないですね。

食べなくなるのが突然であるように、また急に食べるようになることもあります(もしかしたらそのまま嫌いになることもあるでしょうが)。あまり気にせず、栄養は他の物で補って、そのうち食べたら良いな・・くらいに大きく構えて見守ってあげて下さい。

とにかく、食事を楽しくとることが大事です。「なんで食べないの!」は禁止。笑顔で対応したいですね。


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posted by スマイリー at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) |   食事